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古酒・新酒

人はやはり、新しいもの・新鮮なものを好むものです。
お米もしかり、野菜もしかりです。新米はおいしいし、生鮮食品はもちろんなのですが、缶詰や冷凍食品などでも、やはり消費期限が遠いものから選びがちです。

お酒についても、清酒蔵で搾りたての酒を飲むのが一番美味しい、という声があるようですが、しかしこれはそうでもないようです。
搾ったばかりの清酒はまだ味がばらばらで、おいしいものではないのだそうです。同様に蒸留したての本格焼酎と泡盛も、アルコールが踊っているように味が粗く、またアルデヒドやイオウ化合物など揮発しやすい成分が混じっているため、いわゆる「ガス臭」がします。
この原酒をタンクに囲っている間にアルコールが水に馴染み、ガスも飛んで、おいしい本格焼酎になるのだそうです。

この熟成期間を「調熟」といい、商品としてお店に並べるまでには、蒸留してから3ヶ月ほど待たなければなりません。特別な方法で造って『新酒』とうたう製品でも、最低1か月位の熟成は必要になるのだとか。

本格焼酎の表示法によると、『古酒』とうたえる商品は、総量の50%超が3年以上の貯蔵酒であるものと定められています。良い原酒を長期間熟成させた『古酒』は味がまろやかで、穏やかな芳香が立ち、水割りしても風味が崩れなくなるそうです。
長く熟成されたものがよい「味」を出すのは、お酒に限ったことではなく、人も同じように思います。まだまだ社会に出たばかりの「新米」の私も、長い熟成の果て、いずれはいい「味」を出せるよう、精進していきます!

人気焼酎

本日は2本、人気焼酎の飲み方を紹介。

●鍛高譚(たんたかたん)

北海道・オエノングループが提供するしそ焼酎。鍛高譚(たんたかたん)の名前の由来は、原料となる赤紫蘇の産地“鍛高”に、物語を意味する“譚”をつけたもの。ラベルには、鍛高地方の地名のもとになったアイヌの昔話が書かれている。
口に含んだ瞬間に広がるしその香りとサッパリとした甘みが非常に清々しく、飲みやすい焼酎として人気が高い。原料の赤紫蘇とデーツ(ナツメヤシ)を混ぜて発酵・蒸留させる製法は、製造元である合同酒精の特許となっている。
おすすめの飲み方は、ロック、ストレート、水割りなど。また、クセのなさを活かしてクランベリージュースやトニックウォーターで割っても、ひとあじ違った風味を楽しめる。
しっかり熟成させた芋・麦焼酎のように強烈な個性はないものの、しそ焼酎独特のさわやかな風味・後味を楽しむことができ、初めて焼酎を飲む人でも抵抗なく受け入れられる一品。


●本格焼酎 財宝

鹿児島県垂水市の食品メーカー財宝が提供するオリジナルブランド焼酎。割り水に近隣の「財寶温泉」の天然水を使用しており、芋・麦・米・黒糖の各焼酎を製造している。
主な銘柄は、白麹を使用した「財宝焼酎(芋・麦・米)」と「財宝スペシャル(芋・米・麦)」、および、黒麹を使用した「黒財宝(芋・麦・米)」と「黒糖財宝」。前者はクセのなさと飲みやすさが、後者はそれぞれの素材の味と香りを前面に出した飲み口が特徴。
また、「財宝」の名の由来となっている財寶温泉水は、地下1,000メートルから湧き出す超軟水のミネラルウォーターで、焼酎にまろやかさを加え、とくに白麹仕込みの財宝で、そのほのかな旨味を実感できる。
現在、オンラインショップで実施している特別キャンペーンを利用すると、単品でも数本セットでもお手ごろ価格で購入できるほか、焼酎作りにも使われる財寶温泉水ミネラルウォーター(2L)が付いてくるため、水割りやお湯割りを楽しむこともできる。
芋・麦・米の各焼酎を飲み比べたり、白麹造りと黒麹造りの焼酎の違いを味わいたい人、温泉水造りの焼酎の味を試したい人はチェックしておきたい一品と言えるでしょう。

スーパーでも購入できるので気になった人はぜひ。

ハードタイプ・ソフトタイプ

焼酎には、ハードタイプとソフトタイプがあります。
ハードタイプは、伝統的な製法でつくられた製品で、多種多様な香気成分が含まれ、原料由来の風味が生きています。
これに対して減圧のもと低温で蒸留した本格焼酎は、原料の風味に乏しい反面、華やかな香りがあって、飲む人に軽快感をあたえるソフトタイプ製品と言われます。
この滅圧蒸留法が使われ始めたのは昭和46年ころからだそうで、それ以前の本格焼酎をソフト→ハードの順に並べると、
黒糖製→いも製→麦製→米製→泡盛→酒粕製
のようになったのですが、現在では米製・麦製・そば製で減圧蒸留によるソフト製品が主体を占めるようになりました

これまで焼酎はハードタイプ…つまり、伝統的製法でつくられたもののみでした。しかし焼酎ブームのなかで、軽やかな飲み心地を得られるソフトタイプが作られるようになったのです。

ところで、焼酎ブームに先立つ昭和40年代、米国で始まった白色スピリッツ指向が世界に広がりました。本格焼酎と泡盛はこの白色スピリッツの、典型的なものになるそうです。この一方で、世界的な健康指向と50年代の焼酎ブームに刺激されて、アルコール分20度台のウォッカなどのスピリッツが、昭和62年頃からスピリッツ市場に参入しはじめました。本格焼酎のアルコール度数は上限が45度、市場に出回っているものは25度程度が多いようなので、世界の嗜好傾向を先取りした酒として、海外から注目を集めたようです。

現在、泡盛は伝統的なハードタイブを守り続け、またいも焼酎は甘い蒸かし芋の香りを生かすため、ほとんどの製品が伝統的製法でつくられています。

焼酎のカロリー

水を除いた本格ルイヴィトン歌舞伎コピーと泡盛の成分の99.9%以上はアルコールになるそうです。つまり、カロリーはすベてアルコールから生まれることになります。25度物の本格焼酎と泡盛1合は250キロカロリーの熱を出しますから、25度物2.3合は白米1合分の御飯に匹敵します。
しかし、体重60kgの人の肝臓の処理能力は25度物2.5合程度で、御飯に比べてかなり遅く、積み残されると色々な障害の原因となります。

フランスの国立衛生研究所の調査によると、1日の必要エネルギーの10%程度の飲酒は何ら健康に影響しないということです。
フランスでは昔、労働者層が仕事の合間や帰り、中には仕事前の景気付けに、とくろすぐり酒を好んで飲んでいたことが多かったと聞きます。当時はまだこの調査は行われていませんでしたが、彼らはこの話を本能的に知っていたのかもしれませんね。
もっとも、10%程度にとどまっていたかと聞かれると、苦笑したくなるような結果ですが。
それでもやはり、お酒は人々の活力の元であり、コミュニケーションツールのひとつであり、またお酒の飲み合い・奢り合いで人脈をつなぎ、次の仕事へと結び付けていくひとつの方法であったことは確かです。

焼酎は美容にいい?

焼酎をお湯で割って12~15度にして寝酒に飲むと、その日のストレスをきれいに解消してくれるそうです。一杯の本格焼酎と泡盛が寝つきをよくして熟睡できるため、疲労回復と活力再生に有効なのだとか。
また、

  1. 良質なタンパク質源となる赤身の肉・魚・大豆

  2. ビタミン・ミネラル・食物繊維を含む緑黄色野菜・キノコ類・海草類・果実類・いも類

などは美容の上でも大切な食品といわれていますが、これらは本格焼酎の絶好な肴として親しまれています。キノコ類や海草類には、細胞を生き返らせる働きがあるとして注目されているトレハロースという糖が沢山含まれ、見た目にボリュームのある野菜は量的な満足感を与えながら、その実、低カロリーなので、高カロリーのものが比較的多い酒の肴の中で貴重な存在です。
焼酎を飲む前に牛乳を飲んでおくと、アルコールの吸収を遅らせるとともに胃の粘膜を保護してくれるので、これも利用してみてはいかがでしょうか。

もちろん、だからといって飲みすぎるのはあまりオススメできません。適度な量をおいしくいただく、これが健康と美容には一番効果的でしょう。

今日は金曜日、皆様待ちに待った週末です。今晩、寝酒の焼酎を飲んで、一週間の疲れを取ってみてはいかがでしょうか。
普段焼酎を飲まない女性の方も、この機会にチャレンジしてみては?